
中村 修
創元社 刊
発売日 2006-08
非常に良い本だと思います。初心者〜中級者向けかな 2006-10-13
丁寧に書かれたいい本だと思います。わかり易い解説で簡潔に説明をしているので
初心者の私でも容易に理解でき、一ランク上の実力を身に着けることができたと実感
できました。
内容は「攻めに転ずるための受け」について書いてあります。あくまで勝つための
受けであり、まさに「臥薪嘗胆」という言葉がピタリと当てはまります。
「自分だったら〜、こう受けて〜」「やっぱりああして、こうして」などと試行錯誤
しながら考えた完璧な受けをあっさり否定されるともはや感心するしかありません。
第一章:序・中盤編
第二章:終盤編
第三章:実践編
腕に自身のある人も是非一度手に取ってじっくりと読んでみて下さい、損はしないと
思います。
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深浦 康市
浅川書房 刊
発売日 2006-08
まずまず満足 2006-09-01
前作よりは少々不満のある内容ながら、星5つは妥当でしょう。
ちょっと手を広げすぎた感があり、どの項目もやや突っ込み不足という感想です。こんな将棋もありますよ、という紹介程度で済ませている振り飛車の項目は残念。ゴキゲン、石田流、手損振り飛車、相振りなど、もっとページを割いて掘り下げてほしかった。居飛車編は、角換わり、横歩取り、矢倉と一応しっかり解説してあります。
個人的には、将棋世界誌の勝又先生の講義のほうが上、とは思います。
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藤井 猛
河出書房新社 刊
発売日 2000-05
お勧め 2004-09-03
振り飛車を指しこなす上で最も必要なものは柔軟性だと思うが、本書には対持久戦における様々な形が記されている。一問一答形式で読みやすく、振り飛車で初級者から中級者を目指そうという人にとっては『必要な一冊』と言い切ってしまってもいいのではないか。羽生の頭脳シリーズに勝るとも劣らない名著である。
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森 けい二
浅川書房 刊
発売日 2004-04-21
初級者にもわかりやすい 2006-08-21
将棋を始めてみたものの、終盤で王手が追う手になりいつも負けてばかりでした。
しかし本書を読んで「必至」というものを知り、負けていた相手にも星を返すことができるようになりました。
わかりやすい問題から勉強できるので、終盤が苦手という人には楽しく読める良書だと思いました。
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浦野 真彦
日本将棋連盟 刊
発売日 2006-03
気楽に楽しめるが5手詰め中毒に注意 2006-07-01
5手詰めというのは、問題を見た瞬間にひらめきで解けたり、駒の配置の意味から簡単に筋が見えてしまったりするので、あまり長時間考えることをしなくなることに注意が必要。この本の200題もやると、7手、9手が長く感じたり、11手詰めに挑戦する気がなくなってしまったりするので、他の本と並行して使い、この本を息抜き用にして難題本に挑戦するといいでしょう。内容は、見開き2ページに4題が掲載され、答えは1ページをめくったところに4題の答えがある。ヒントは全く無し。5手詰めなので不要なのでしょう。解説には、短いながら、失敗手や早詰めなども記述されています。ともあれ、200題もそろえるのは立派。
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中原 誠
池田書店 刊
発売日 1996-12
一手詰めもバカには出来ない 2005-04-19
子供の将棋指導のために購入しましたが、自分がやってみてもかなり楽しめました。一手詰めでもバカに出来ませんね!大きくない本ですので、電車の中でも楽しめます。
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運を育てる―肝心なのは負けたあと
米長 邦雄
祥伝社 刊
発売日 1999-02
トップに登るためになすべきこと 2005-06-08
著者は将棋界においては、第一人者でマスコミなどへの露出も多く、順風満帆な人生を歩んできた、と思っていた。
しかし、名人になれないということが、彼の心にこれほど重くのしかかってたとは。
それほどまでに重みのあるタイトルであるからこそ、7回も挑戦をしてきたのであろう。(挑戦権を得るだけでもとても大変なことなのだが、そのあたりは本書を参照)
50歳での名人位獲得の裏で、彼は何を考え、どう行動したのかを理解することは多くの人にとっても有意義なことであろう。
何せ彼は、将棋の勉強以上に運を味方につけるための行動に重きをおいたのだから。
将棋という運のまったく入る余地のない世界に生きる人間が、「運」のつかみ方を語るということに、「人生」と「運」の関係の真理を感じた。
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米長 邦雄
祥伝社 刊
発売日 1999-02
トップに登るためになすべきこと 2005-06-08
著者は将棋界においては、第一人者でマスコミなどへの露出も多く、順風満帆な人生を歩んできた、と思っていた。
しかし、名人になれないということが、彼の心にこれほど重くのしかかってたとは。
それほどまでに重みのあるタイトルであるからこそ、7回も挑戦をしてきたのであろう。(挑戦権を得るだけでもとても大変なことなのだが、そのあたりは本書を参照)
50歳での名人位獲得の裏で、彼は何を考え、どう行動したのかを理解することは多くの人にとっても有意義なことであろう。
何せ彼は、将棋の勉強以上に運を味方につけるための行動に重きをおいたのだから。
将棋という運のまったく入る余地のない世界に生きる人間が、「運」のつかみ方を語るということに、「人生」と「運」の関係の真理を感じた。
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羽生 善治
浅川書房 刊
発売日 2005-01-31
将棋のヒント 2005-10-25
著者は本の中で、将棋には絶対的な判断基準はないと言っています。
そういう状況の中で将棋を指すにおいて何を考えて駒を進めるべきなのか?というヒントが記されています。
より効率を高める一手とは何か、意味のない一手とは何かなど、そこを考えるのも将棋の面白さでしょう。
経験者が読んでも、なるほどと思うポイントが解説されてますが、
初心者の方の入門書としては、なかなか良いポイントが解説されていますので、
これから将棋を本気で覚えてみようと思う方にはおすすめしておきます。
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羽生 善治 /松原 仁 /伊藤 毅志
新潮社 刊
発売日 2006-08-24
将棋を科学する 2006-09-05
羽生善治という現在将棋界に於ける最高レベルのプロ棋士と、人間を科学的に捉える人工知能分野の松原仁氏及び認知科学分野の伊藤毅志氏の計3人で構成された書です。
「先を読む頭脳」をどのように育んでいったのか、またその為の思考法や勉強法は何か、といったことを羽生さんがインタビューに答えたことを文章化し、それを専門の先生方が研究・科学することで内容の深いとても興味を抱かせる本に仕上がっています。
羽生さんのインタビューの中には、大山先生はじめ現在のトッププロ棋士の棋風が紹介されている点も興味を引きます。
また、最後の章にはコンピュータ将棋に関する記事もあり、これからの将棋を考える点で参考になります。
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羽生 善治
主婦の友社 刊
発売日 2004-03
ルールを知らない人からルールしか知らない人まで 2005-02-26
カラーで大きなイラスト、漢字にはふりがなが振ってあり、小学校低学年でも、読めます。
Part.1〜3の、将棋の基本、駒の動き方、反則、で、イラストでわかり易く、ルールが覚えられます。
Part.4〜7で、将棋の特徴である、駒の動き方を生かした、攻め方・守り方を、勉強できます。『戦法』や『囲い』についても、少しだけ触れられています。
Part.8では、王手の防ぎ方、Part.9では、逆に玉の追いつめ方を、Part.10では、実戦の駒の進め方を。
私は、ルールしか知らなかったのですが、将棋の戦い方や、考え方が、わかったような気がします。
Part.10は、著者である羽生九段の回想録、Part.11は、羽生九段への質問と回答、という内容です。
ふろくの将棋格言集や、章間のコラムも、なかなか役に立つ内容です。
子どもに「将棋を教えて」と言われたあまり将棋を知らないお父さんに、お薦めです。
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将棋の腕前を上げるには、実戦が一番。しかし一流の棋書があれば短期間に上達できる。おすすめの将棋本はこれだ!