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ガンガン強くなる将棋の本!
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四間飛車破り 【居飛車穴熊編】四間飛車破り 【居飛車穴熊編】
渡辺 明
浅川書房 刊
発売日 2005-06-30




居飛車穴熊の好マニュアル 2005-06-26
急戦編でも評判のよかった渡辺竜王の著作でしたが穴熊編もうまくまとめられています。
佐藤康光著の最強居飛車穴熊マニュアル以来のわかりやすい居飛穴の本です。
内容を見てみると 藤井システムには触れていません。基本図がすでに端歩を突かず△62王型からすべて始まっている。
最近の傾向として4枚穴熊さえ組まさなければ振り飛車も戦えるという感じからくるものかあるいはページの制限からくるものかはわかりません。
5章に分かれていて1章、2章はプロローグ的な章で。
4枚穴熊に組めた場合の威力とそれを組まさないための手順が記載されている。
3章は、4間飛車の△44銀型です。アマチュアにはもっとも多い戦形かもしれません。居飛車としては松尾流を目指す方針で戦います。
松尾流に組んでしまうと多少先手がよさそうな感じなので(本では松尾流に組めれば勝率8割と記載されています)▲68銀と引いた瞬間に後手が動いてきますがその手順が明快でわかりやすい。
4章は、最近流行形の△32銀型の解説です。ここでも松尾流がキイポイントとなります。それをめぐっての戦いが詳細に解説されています。
5章は、△54銀型の解説でこの形は、松尾流にはさせないという戦形ですが先手としては指し方がたくさんありセンスが問われる形でもあるとのこと。
各章の後にキイポイントとなる局面の問題が出題されていて理解しているかどうか大変参考になる。また2章以降 すべて最初に各局面の竜王の結論が記載されていて興味あるのを先に見ることができたり再確認にもってこいだ。(この手法は羽生の頭脳が最初でしたがなかなかいい手法にように思う)
また各章のおわりに短い文章ではあるが居飛車の戦い方の方針を書いてくれているのもいいですね。


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マンガでおぼえるチェス入門マンガでおぼえるチェス入門
藤井 ひろし /ジャック・マリー ピノー
山海堂 刊
発売日 2002-02




子供でもわかります。(^^) 2005-03-07
文を読むのが苦手な方向けです。(笑)
チェスの本当の基礎知識がこの本でわかります。
子供のみならず、大人も楽しく覚えることが出来ます。
親子で覚えようという方にはいいかも。


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ラクラク次の一手〈2〉基本手筋集ラクラク次の一手〈2〉基本手筋集

日本将棋連盟 刊
発売日 2003-04




お勧め 2005-10-10
「ラクラク次の一手」の第2弾。前巻同様216問収録で気軽に楽しめるのがウリ。前巻で基本中の基本の手筋は出てしまったので、この続巻はそれよりほんのちょっと難し目かも。星4つは値段が少し高いかなと思ったから。


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寄せが見える本〈応用編〉寄せが見える本〈応用編〉
森 けい二
浅川書房 刊
発売日 2004-06-02




最高の講義本 2004-07-19
基礎編に続いて、名著です。終盤について勉強しようと思ったら、基礎編と応用編の2冊をまず読みましょう。基本となる手筋のパターンをひととおり覚えた基礎編に対し、応用編では実戦での使用方法を学びます。特に、自玉の状態によって相手玉の寄せに採用する手筋が異なり、捨て駒の順番が変わってくるというあたりは、読んでいて目からウロコでした。文体は、受験参考書で言えば、教科書の内容を噛み砕いた「実況中継」のようにリアルでわかりやすい。終盤の基本的な考え方はこの2冊で十分に思います。初中級者で終盤を初めて学ぶという方にぴったりです。


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3手詰ハンドブック 2 (2)3手詰ハンドブック 2 (2)
浦野 真彦
日本将棋連盟 刊
発売日 2007-03




良本ですが 2007-03-07
前著につづき基本的な詰め手筋満載の本、初段を目指す方にはお勧めです。

問題を見た瞬間答えが浮かぶくらいになるまでやりこみましょう。



しかし、どうしても3手詰めは2冊出すほどのものかな?と思ってしまいますね。

5手詰めと違いどうしてもやれることが少ないですから(ましてや基本的な問題が多いですし)

1を持っている人は2は買う必要はないかもなーと思ったりします。

こんな事を書くのは5手ハンド3や7手ハンドに期待してるからなのですが(笑)


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仕掛け大全 (居飛車編)仕掛け大全 (居飛車編)
所司 和晴
毎日コミュニケーションズ 刊
発売日 2007-03




定跡ハンドブック 完結 2007-03-30
東大将棋矢倉道場シリーズ、横歩取り道場シリーズ、将棋定跡最先端(居飛車編)の範囲および

それらで掲載されなかった雁木、塚田スペシャル、右玉といった範囲を含めて152戦形を

見開きで本筋を紹介するものです。(いままでの仕掛け大全とコンセプトは同じです)



全体の比率は、矢倉が45%、横歩取りが25%、角換わり17%、相掛り13%(大体ですが)の

内容になっています。

最近では、あまり現れなくなった戦形も多々ありますが定跡のおさらいにはいいのではないでしょうか?



もっとも各戦形2ページの解説にしているので隠れた手筋等は省かれています。

まあ大筋をすすめている感じなので、その戦形をもっと詳しく調べるには、

他書を参考にした方がいいと思います。



一例で上げれば相横歩取り等は、最新形等を見るには、

村山慈明著 最新戦法必勝ガイド等の方が実戦的です。

ただ定跡全体を見渡せるというメリットはあります。



やはり実戦で新しい戦形に出くわしたときどんな感じで指すのかなと紐解くには

もってこいかもしれません。



なお見開きにしているメリットは、戦形の紹介図が結構次の1手を考える読みを

入れる練習にはもってこいとなっています。(これは、他の仕掛け大全同様)



一応仕掛け大全はこれで完結ということです。




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四間飛車を指しこなす本〈1〉四間飛車を指しこなす本〈1〉
藤井 猛
河出書房新社 刊
発売日 2000-03




最高の入門書!!! 2006-07-20
「四間飛車を指してみたいな」と言う人や、「一応飛車を

振ったけどその後の指し方がわからない」という人は必読。

僕もこの本で四間飛車を覚えたのですが、自己流で指して

いた頃とはくらべものにならないほど勝率が上がりました。

藤井さんには心から感謝しています。というわけでとにかく

おすすめです!!


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石田流の極意―先手番の最強戦法石田流の極意―先手番の最強戦法
鈴木 大介
毎日コミュニケーションズ 刊
発売日 2006-10




なかなかいい内容 2006-11-03
先手石田流は、後手にとっても厄介な戦法。

今回の内容は、最初に升田式石田流の限界点を提起している。(これはこれで

互角で難しいのだけど)

そこで鈴木流というまあ こんな紹介から始まります。



先手石田流に限定していますので、角交換しない形はすべて石田流本組の戦いに

なります。対棒金や左美濃、居飛車穴熊 どれも見事に有利にしてくれますが

狙い筋を示す意味ではこれもいいかもしれません。(方針の参考になります)



なお本書でいくつかの石田流を使う上でのポイントが記載されて参考になります。

一番のポイントは、左銀(79銀)の上がるポイントですね。これを早くしすぎると

角が浮いてしまい△65歩の仕掛けを許す。



あと本書では、棒金をみたらこの1手とか、一目散の居飛車穴熊には、これがお勧めとか

鈴木流 がまの油売りの手が面白いです。



その他の戦形という形で対角交換型、右四間、銀冠、についてはポイントをかかれていますが

対右四間は、従来の定跡形にない鈴木流で好感がもてます。



居飛車側も読んでおいた方がいい本かもしれません。という意味で

両者におすすめです。

特に石田流を得意にしている人は本書の狙いで進めていき実戦ではいろいろな変化や疑問

に遭遇してくるかもしれませんがそこでコツをつかめるような気がします。



なかなかいい本です。


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現代に生きる大山振り飛車現代に生きる大山振り飛車
藤井 猛 /鈴木 宏彦
日本将棋連盟 刊
発売日 2006-12




買って損のない1冊 2007-01-01
今では、伝説となってしまいました大山十五世名人を徹底解説した本。

特に大山康晴全集を並べて今の振り飛車の地位を築いた藤井9段の

考察は、絶品です。

内容を見ても現在定跡に大山さんの感覚が大きく寄与していたことが

わかかります。

大山将棋を何度も並べた人でないとわからない大山将棋の不思議な点に

ついても触れていて興味がわきます。

またこの本は、観戦記者の鈴木宏彦さんとの共著になっていて大山将棋の魅力を

たっぷり伝えてくれています。

インタビューでは、数多く対戦した中原永世名人と羽生4冠に面白い質問を

ぶつけています。

この本は、将棋世界誌に連載されていたものを大幅加筆してまとめたものですが

本当にいい1冊です。


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将棋の腕前を上げるには、実戦が一番。しかし一流の棋書があれば短期間に上達できる。おすすめの将棋本はこれだ!
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