
所司 和晴
毎日コミュニケーションズ 刊
発売日 2007-03
定跡ハンドブック 完結 2007-03-30
東大将棋矢倉道場シリーズ、横歩取り道場シリーズ、将棋定跡最先端(居飛車編)の範囲および
それらで掲載されなかった雁木、塚田スペシャル、右玉といった範囲を含めて152戦形を
見開きで本筋を紹介するものです。(いままでの仕掛け大全とコンセプトは同じです)
全体の比率は、矢倉が45%、横歩取りが25%、角換わり17%、相掛り13%(大体ですが)の
内容になっています。
最近では、あまり現れなくなった戦形も多々ありますが定跡のおさらいにはいいのではないでしょうか?
もっとも各戦形2ページの解説にしているので隠れた手筋等は省かれています。
まあ大筋をすすめている感じなので、その戦形をもっと詳しく調べるには、
他書を参考にした方がいいと思います。
一例で上げれば相横歩取り等は、最新形等を見るには、
村山慈明著 最新戦法必勝ガイド等の方が実戦的です。
ただ定跡全体を見渡せるというメリットはあります。
やはり実戦で新しい戦形に出くわしたときどんな感じで指すのかなと紐解くには
もってこいかもしれません。
なお見開きにしているメリットは、戦形の紹介図が結構次の1手を考える読みを
入れる練習にはもってこいとなっています。(これは、他の仕掛け大全同様)
一応仕掛け大全はこれで完結ということです。
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