
池 泰弘
工学社 刊
発売日 2005-02
将棋プログラミングの基本はこの1冊でOK 2005-03-30
データ構造、合法的な手の生成、MinMax、アルファベータ、ハッシュによる探索結果の記憶、詰将棋ルーチンなど、
将棋プログラミングに必要な基本知識がこの1冊で全て解説されています。
チェス、オセロ、囲碁といった有限完全情報確定二人零話ゲームの思考の作成全般に応用が利くでしょう。
将棋プログラミングの入門書として十分な内容となっています。
これ以上の知識を得たいなら専門の論文に当たるしかない、と言ったレベルまできちんと解説されています。
将棋のプログラムを作成する上で意外と面倒なのがユーザーインターフェースの作成です。
思考の本質とは関係無いが、おろそかには出来ない部分です。
それが、この本ではCUIの作成、CSA将棋への接続、うさぴょんUIへの接続が解説されており、
自分でUIを作成しなくてもよい内容になっています。
初心者向けとして、良い配慮がされていると言えるでしょう。
思考ゲームプログラムを作りたい方には文句なしにお勧めできます。
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将棋の腕前を上げるには、実戦が一番。しかし一流の棋書があれば短期間に上達できる。おすすめの将棋本はこれだ!