
飯島 栄治
毎日コミュニケーションズ 刊
発売日 2006-12
基本的に後手の戦法か? 2007-01-08
この戦法自体 以前神吉宏充6段の禁断の戦法というビデオCDに原型があります。
また 戦略家の三浦8段の実戦譜にも見たことがあります。
ただ今回 体系的に非常によくまとめられています。
振り飛車オンリーの相手に後手番のときの対策としてレパートリーの
ひとつにはなるでしょう。
この戦法自体 低い陣形で構えてさばきを狙う戦法なので手厚い棋風の人には
あまりあわないかもしれません。
また先手番の場合は、▲26歩、△34歩、▲48銀のとき 後手に△84歩とされるとき
の対策が書かれていますが 苦労して互角といった感じなので振り飛車専門の
相手以外には、苦労しそうです。
対4間、対中飛車、対向飛車について書かれています。アマチュアに多い対三間については
紙数の関係か 掲載されていません。
巻末に32の局面を復習問題として掲載している構成方法は、以前 渡辺竜王の書籍にも
ありましたが非常に賛同できます。
飯島5段力作の処女作です。
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