
中座 真
日本将棋連盟 刊
発売日 2001-02
本格定跡書 2005-09-22
8五飛戦法の創始者中座先生の本です。
8五飛側が簡単に勝ててないのがこの本の特徴です(笑)。
こう書くとダメな本?と思われるかもしれませんが、
中座先生が最善の変化を追った結果の産物であり、有段者の方こそ参考になるはずです。
初段を目指す人で8五飛に興味のある方は森下先生の「8五飛を指してみる本」の方が参考になると思います。
最後にこの本は8五飛登場時発行なので、現在のプロ棋戦で登場するような変化は載っていません、御注意を。
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鈴木 大介
創元社 刊
発売日 2002-09
確かに変化は少ないかも… 2006-10-08
確かに変化は少ないかもしれませんが…それでも相手が盤面盤面で最善手を指してきた場合の対応を書いてあるので十分だとおもいます。さらに相手(後手)の作戦の分岐点、(例えば四間飛車なら4四銀型、5四銀型)ありますがその両方に対してこちらがどういう駒組、対処、囲いの選択をしたら良いかを丁寧に載せてあります。もともと相振りには定跡が少ない、つまり定跡書も少ない(今は定跡化されてきてはいますが…)ので相振り入門、相手も振り飛車党という場合にはこの内容が重宝されるとおもいます。まあ自分は鈴木さんが相振りの勝率が高いと言うことでこの本にしたんですが値段的に考えてもお得だとおもいます。振り飛車では久保8段の軽快さを理想(定跡書も久保さんのを買ってます)としているせいでこの本で鈴木さんの豪快と称されている理由がよくわかった気がします(笑)確かに棋風の違いが感じとれました。それも自分にはプラスになりました。
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高橋 道雄
創元社 刊
発売日 2005-05
下手が上達するための良書 2005-10-13
従来の駒落定跡は、とても高度に洗練且つ専門化されたものでした。
しかし、それは言い換えれば上手から定跡を外された際に下手は対応できなく、そして最も問題なのは、専門化し過ぎて各定跡毎に独立して定跡が存在する為、覚えなおさなくてはならなかったことです。
この本は、そうした“駒落ちでしか役に立たない定跡”ではなく、“平手戦法”で六枚落から香落までの戦い方が編集されています。従来の駒落定跡の様に、最短手順で上手に勝つものではありませんが、上達する為の最短の道が著されていると思われます。
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消えた戦法の謎―あの流行形はどこに!?
勝又 清和
毎日コミュニケーションズ 刊
発売日 1995-12
創! 定跡の進化図 2004-02-06
そういえば、あの流行戦法はプロでは見なくなったな。なぜなのだろう・・・こんな疑問に答えてくれるのがこの本である。戦法の長所と同時に欠点を載せた棋界のタブーに挑戦した好著である。
プロは自分の手柄は本で解説しても自分の編み出した定跡の欠陥を述べることはしたがらないものだ。それが先手番ばかりの定跡書や振り飛車ないし居飛車一方だけが絶対勝つ定跡書の氾濫を招いている。
この本の各戦法の末尾に創案者のインタビューが載っているものがあったが応じた棋士の勇気と将棋を創っていく誇りに拍手を贈りたい。
将棋の定跡とは日進月歩進歩していくものである。それは絶えず新しい定跡が工夫され作られているからだ。その工夫はアマにもできることである。という故芹沢博文さんの棋書の冒頭に述べられている言葉を思い出す。これを読んでもプロの完璧な模倣定跡を指し続け勝率を上げることだけに満足しつづけられますか。あなたはどうですか。
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勝又 清和
毎日コミュニケーションズ 刊
発売日 1995-12
創! 定跡の進化図 2004-02-06
そういえば、あの流行戦法はプロでは見なくなったな。なぜなのだろう・・・こんな疑問に答えてくれるのがこの本である。戦法の長所と同時に欠点を載せた棋界のタブーに挑戦した好著である。
プロは自分の手柄は本で解説しても自分の編み出した定跡の欠陥を述べることはしたがらないものだ。それが先手番ばかりの定跡書や振り飛車ないし居飛車一方だけが絶対勝つ定跡書の氾濫を招いている。
この本の各戦法の末尾に創案者のインタビューが載っているものがあったが応じた棋士の勇気と将棋を創っていく誇りに拍手を贈りたい。
将棋の定跡とは日進月歩進歩していくものである。それは絶えず新しい定跡が工夫され作られているからだ。その工夫はアマにもできることである。という故芹沢博文さんの棋書の冒頭に述べられている言葉を思い出す。これを読んでもプロの完璧な模倣定跡を指し続け勝率を上げることだけに満足しつづけられますか。あなたはどうですか。
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振り飛車奇襲戦法〈1〉石田流・奇襲中飛車・立石流
小林 健二
創元社 刊
発売日 2001-10
あと一押し欲しかった 2002-03-29
これからの戦法を紹介した本は少ないので貴重だ。
3つとも、知ってすぐ実戦でつかえるお手軽な戦法。
しかし、奇襲側からの攻め筋については参考になるが、
受ける居飛車側からの視点がないのが欠点。
奇襲というからには受け方があるはずで、そこをきちんと
書いてもらいたかった。
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小林 健二
創元社 刊
発売日 2001-10
あと一押し欲しかった 2002-03-29
これからの戦法を紹介した本は少ないので貴重だ。
3つとも、知ってすぐ実戦でつかえるお手軽な戦法。
しかし、奇襲側からの攻め筋については参考になるが、
受ける居飛車側からの視点がないのが欠点。
奇襲というからには受け方があるはずで、そこをきちんと
書いてもらいたかった。
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高橋 道雄
創元社 刊
発売日 2006-05-16
振り飛車を指したい初心者に・・・ 2007-05-17
居飛車編に続く初心者向け解説本。四間飛車3局、三間飛車,中飛車,向かい飛車を1局ずつ・・・巻頭にオマケ的な意味合いで四間飛車vs棒銀の解説が載せられて居ます。居飛車編と同様に初手から詰みまで解説がされており、将棋を始めたばかりの初心者が初手から詰みまで、1局の流れを掴むのに最適な内容となってます。特に四間飛車vs棒銀は、上手の対局者が繰り出して来る棒銀に攻め潰されてばかりいる人にとって対抗策として参考になる筈です。
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将棋の腕前を上げるには、実戦が一番。しかし一流の棋書があれば短期間に上達できる。おすすめの将棋本はこれだ!