消えた戦法の謎―あの流行形はどこに!?
勝又 清和
毎日コミュニケーションズ 刊
発売日 1995-12
創! 定跡の進化図 2004-02-06
そういえば、あの流行戦法はプロでは見なくなったな。なぜなのだろう・・・こんな疑問に答えてくれるのがこの本である。戦法の長所と同時に欠点を載せた棋界のタブーに挑戦した好著である。
プロは自分の手柄は本で解説しても自分の編み出した定跡の欠陥を述べることはしたがらないものだ。それが先手番ばかりの定跡書や振り飛車ないし居飛車一方だけが絶対勝つ定跡書の氾濫を招いている。
この本の各戦法の末尾に創案者のインタビューが載っているものがあったが応じた棋士の勇気と将棋を創っていく誇りに拍手を贈りたい。
将棋の定跡とは日進月歩進歩していくものである。それは絶えず新しい定跡が工夫され作られているからだ。その工夫はアマにもできることである。という故芹沢博文さんの棋書の冒頭に述べられている言葉を思い出す。これを読んでもプロの完璧な模倣定跡を指し続け勝率を上げることだけに満足しつづけられますか。あなたはどうですか。
さらに詳しい情報はコチラ≫
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発売日 1995-12
創! 定跡の進化図 2004-02-06
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プロは自分の手柄は本で解説しても自分の編み出した定跡の欠陥を述べることはしたがらないものだ。それが先手番ばかりの定跡書や振り飛車ないし居飛車一方だけが絶対勝つ定跡書の氾濫を招いている。
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将棋の定跡とは日進月歩進歩していくものである。それは絶えず新しい定跡が工夫され作られているからだ。その工夫はアマにもできることである。という故芹沢博文さんの棋書の冒頭に述べられている言葉を思い出す。これを読んでもプロの完璧な模倣定跡を指し続け勝率を上げることだけに満足しつづけられますか。あなたはどうですか。
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将棋の腕前を上げるには、実戦が一番。しかし一流の棋書があれば短期間に上達できる。おすすめの将棋本はこれだ!