
鈴木 大介
創元社 刊
発売日 2002-09
確かに変化は少ないかも… 2006-10-08
確かに変化は少ないかもしれませんが…それでも相手が盤面盤面で最善手を指してきた場合の対応を書いてあるので十分だとおもいます。さらに相手(後手)の作戦の分岐点、(例えば四間飛車なら4四銀型、5四銀型)ありますがその両方に対してこちらがどういう駒組、対処、囲いの選択をしたら良いかを丁寧に載せてあります。もともと相振りには定跡が少ない、つまり定跡書も少ない(今は定跡化されてきてはいますが…)ので相振り入門、相手も振り飛車党という場合にはこの内容が重宝されるとおもいます。まあ自分は鈴木さんが相振りの勝率が高いと言うことでこの本にしたんですが値段的に考えてもお得だとおもいます。振り飛車では久保8段の軽快さを理想(定跡書も久保さんのを買ってます)としているせいでこの本で鈴木さんの豪快と称されている理由がよくわかった気がします(笑)確かに棋風の違いが感じとれました。それも自分にはプラスになりました。
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