
所司 和晴
毎日コミュニケーションズ 刊
発売日 2002-03
矢倉マニアにおすすめ 2003-01-18
”新37銀”というタイトルからは内容が想像しづらいが、角対抗矢倉(脇システム)など矢倉37銀戦法の中ではややマイナーな戦型を扱っている。同じ戦型を扱った類書としては『単純明快!矢倉脇システム』や『羽生の頭脳5巻』があるが、それぞれに新研究が加えられており、知識のアップ・ツー・デイトに役立つ。東大将棋シリーズの他の本と同様、やはり内容は詳細で奥深く、読者の側にもそれなりの予備知識が要求されると思う。
これらの戦型の選択権は先手が握っているため、後手でもじっくり組む矢倉を指す方にはこの本は特におすすめ。
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将棋の腕前を上げるには、実戦が一番。しかし一流の棋書があれば短期間に上達できる。おすすめの将棋本はこれだ!