勉強の仕方―頭がよくなる秘密
米長 邦雄 /羽生 善治
祥伝社 刊
発売日 1999-06
米長氏の謙虚さに感銘 2006-11-29
若手天才棋士・羽生善治と,50歳にして名人という偉業を成し遂げた棋士・米長邦雄の対談集をまとめたもの.
単著で自分の思いを一心に書き連ねるのとは違って,こういう座談会形式だと本人があたりまえだと思っているけれども他人から見ると違うなぁというか,さすがだなぁっと感じる部分に触れられていたりして面白いですね.
二人は一貫して,将棋の話をしている.冒頭少し宗教というか,オウム真理教にまつわる社会の風潮に触れてはいますが,だいたいにおいて将棋の話に終始している.それでも将棋と縁のない私たちにとっても,含蓄のあるさまざまな生きるヒントが隠されているところがなんとも興味深いところですね.
一つ所を深めれば深めるほど,逆にそれが普遍的なものを照らす.
将棋の勉強法について語っているんだけれども,その中に世間に生きる私たちにとっての勉強法が示されている.ほんと.おもしろい.
でも読んでいて一番印象にのこるのが,米長氏の腰の低さというか謙虚さでした.
ずいぶんと年の離れた羽生氏のことを”先生”といい,その実力を惜しげもなく認める.そして彼から多くを吸収しようとするその姿勢になんともいえない感銘を受けました.
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米長 邦雄 /羽生 善治
祥伝社 刊
発売日 1999-06
米長氏の謙虚さに感銘 2006-11-29
若手天才棋士・羽生善治と,50歳にして名人という偉業を成し遂げた棋士・米長邦雄の対談集をまとめたもの.
単著で自分の思いを一心に書き連ねるのとは違って,こういう座談会形式だと本人があたりまえだと思っているけれども他人から見ると違うなぁというか,さすがだなぁっと感じる部分に触れられていたりして面白いですね.
二人は一貫して,将棋の話をしている.冒頭少し宗教というか,オウム真理教にまつわる社会の風潮に触れてはいますが,だいたいにおいて将棋の話に終始している.それでも将棋と縁のない私たちにとっても,含蓄のあるさまざまな生きるヒントが隠されているところがなんとも興味深いところですね.
一つ所を深めれば深めるほど,逆にそれが普遍的なものを照らす.
将棋の勉強法について語っているんだけれども,その中に世間に生きる私たちにとっての勉強法が示されている.ほんと.おもしろい.
でも読んでいて一番印象にのこるのが,米長氏の腰の低さというか謙虚さでした.
ずいぶんと年の離れた羽生氏のことを”先生”といい,その実力を惜しげもなく認める.そして彼から多くを吸収しようとするその姿勢になんともいえない感銘を受けました.
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