
木屋 太二
主婦と生活社 刊
発売日 1999-09
阪田三吉は、目を細めて笑ってくれるだろうか? 2003-01-24
阪田三吉(本名は坂田と言うことであるが)は、私にとって尊敬の対象です。
高段者は別として、私のレベルでは、当然阪田流向飛車もまだまだ有力な愛用戦法で、知らない相手にとっては、ボコボコに攻め抜けるのが快感です。
その阪田流も当然のごとく研究され、アマレベルの棋戦でも廃れてしまった感があり、なかなか通用しなくなってきたのも事実。
この戦法に、再度光を当てて甦らせてくれたのですから、阪田ファンとしてはたまりません。
本書の 「はじめに」 に曰く 「ライバルをボコボコにしていただきたい。」 やはり阪田流を名乗る限り、こうこなくっちゃ。
内容も良く整理されており、体系的な説明は頭に入りやすくありがたい。
関西人にとっては、なんとなく阪田翁因縁の名人戦を思い出し、溜飲を下げた感じです。
もちろん、本書と何の関係もないことは承知の上なのですが、嬉しい本です。
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